朝九時にきたら八時には帰ろう

 これは最近のモットーです。
 一応、八時半には出社しているので目標は七時半です。

 そんな早く帰って開発ができるのか? と思う人もいると思います。
 自分も二十歳の頃、遅くまで残ってやらないことは悪徳であると考えていました。

 でも、これは間違いです。
 どんなに仕事が進んでなくても、ある程度の時間内には引き上げるべきです。(でも、たまには遅くまで残るのも良いよ)
 
 なぜって、家に帰ってお風呂にも入れない、次の日は疲れていて集中できない、そんな状況で良い開発ができますか?
 今、できないでいることは寝てちょっと考えたらできることではないですか? 誰かに質問したら終わることではないですか? 本当にあなたが一人で残って考えなければならないことですか? 状況が変わったら、五分で解決することを一時間とか二時間かけて考えていませんか?
 気力も体力も失われた状態で、良い仕事ができますか?


 僕は、結構みんなが残っているときに帰るのに抵抗を覚えるほうなのだけれど、
 でも、自分は八時半にきているから、と納得して帰ることにしている。(ここで上長のウケを考えると失敗する)
 八時半にきて、七時半まで仕事をするのと、十時にきて、九時まで仕事をするのは等価である。
 前の職場は僕は十時にきていたが、みんなは十二時とか一時にきていた。で、帰る時間が同じだったらおかしくないか?

 遅くまで残っている人間は偉い、なんて間違った考えを植え付けられてはいけない。
 偉いのは、自分の仕事を適度に見積もり、きちんと片付けられること。だから、できないことはできると言ってはいけない。
 あとは、自分のタスクだけに注視せず、他の人のことにも興味を持って口を挟んだり、首をつっこんだりすることで、楽をできるようにすること。

 もし自分の仕事を適度に片付けて、他の人との仕事にも関わって、ある程度タスクをこなしたらそれは帰るタイミングなのだ。
 スケジュールが間に合わない? だとしたら、それはそもそも「スケジュールに」無理があったのだと思いなさい。
 無理をして実装をすることではないよ。無理をしてはならない。
 だって、それは絶対に後に響いてくるに違いないから。
 人間的な生活を行えないプログラマが、まともな実装をできると思うのか? できていたとしても、次の仕事に対するモチベーションはもてるのか?
 やさぐれてはいないか?
 できないことはできないとするべきなんだよ。やっぱりさ。
 会社的にはそれは「できない」とはいえないかもしれない。でも、なら、今そうできないのなら、できるようにするにはどうすべきなのかを考えていくべきなんだ。
 そうじゃなくて、目の前に科せられた重りを身を粉にして片付ければ良いというものではない。それは美徳ではない。
 それがただされないと、いつまでもプログラマは不幸になってしまう。
 だから、考えよう。もっともっと、幸せになれる方法を。職場のみんなでさ。