怒らない事の難しさ

 開発をしていると(自分も含め誰かが)怒るケースというのはあり得ると思います。
 こういうときどうしたらいいでしょう?

 よくあるケースが意見の食い違い。自身を否定されるということは、腹に据えかねることが多く、徹底的にやりあおうじゃないか、というような事になることがあります。

 酷くなると手がでます。大声がでます。物が壊れそうになります。顔が真っ赤になります。これははちゃめちゃです。

 そうまではいかなくても、口調が荒くなります。
 怒っているときって相手を打ち負かすために正論が飛び出るのですが、目的が異なってきているのが周りにもわかるようになります。
「俺は間違ってない、間違っているなら証拠をあげろ」
「どちらかというと、それよりはこうしたほうがこれこれでこうなるから、それも間違いではありませんが……すべきでしょう」
「それは指摘として正しくない。俺はこうこう思っているんだからそれはおかしいんだよ。別にそんなことは気にしなくて良い」
「でも、そのやり方だとこれこれこういう理由でこうなるから、」
「いや、〜」

 ちょっとまった!
 胸がもやもやしていませんか? 深呼吸をしましょう。
 挑発的な文句はやめましょう。語尾を抑えましょう。相手の粗を探すのはやめましょう。
 次に議論はやめてくだらない話をしましょう。どうでも良いことでわらいましょう。笑えないなら、もやもやが無くなるまで黙って他の事をしましょう。

 自分の意見は絶対ですか? 口では理想論を言っていますが、自分の意見を押し通すことが第一優先になっていませんか?

 自信を持って開発をしている開発者ならここで落ち着いて自分を客観視して考えられるべき、と考えます。

 メーリングリストや掲示板、ブログ、いろんなところを見ても熱くなっている人はいます。現場でもいます。開発メーリングリストだっています。
 みんなで開発をしているのはなぜ? みんなで考えるためではない? 間違いを補い合っていくためではない?
 1人が絶対の経験や知識を有しているというわけではないのですから、自分が提案したことに対し誰かが「これってどうなの?」と疑問視したら、それについて考えられる度量が必要です。

 以前「おれは間違ってない。おかしくない。コンパイラがおかしい!」とか言い出す人もいましたが、こういうのは問題外です。今すぐプログラマをやめてください。
 少なくとも「自分は常に間違っている可能性がある」と考えられるべきです。

 だから、考えを押し通す必要はありません。他の人が疑問視したり、意見を述べるのは自分が伝えきれていないところや、考えきれていないところがあるからに他なりません。

 だから、怒るべきではなく、よく考えるべきです。自分の考えに足りないところはないか、伝えていないことがないかどうか、冷静でいられるだけの余裕があるかどうか。
 とても難しいですけれど。